ヨガクラスが終わるたびに、感謝のきもちで胸がいっぱいになる。
今日も本当にすばらしいなぁと。
みんなの人生にヨガをとおして
そっと寄り添わせてもらって、ほんとにありがたい。
この仕事をしていてほんとによかったしみじみ思う。
でも、むかし
もうやめようかなとぼんやり考えたことが一度ある。
わたしが教えていていいのかなぁ。
わたしに教えられることあるのかなぁ。
人間関係に悩んでいたし、傷ついてもいたし、劣等感やら喪失感やらで、自信もなくしていて、なにもかもうまくいかないって感じていた。
たまたまばったり会った、大好きなヨガの先生に、なんだかうまくいかない。みたいなことを言ったような気がする。
そしたら
「やめてもいいんじゃない。で、またやりたくなったらやったらいいよ」
って。
拍子ぬけした。
すごく気がラクになった。
チカラがぬけたし、まわりにも助けられ、わたしは、ちゃんとヨガをはじめることにした。まずは自分のために。
今おもうと、やっているつもり、わかっているつもりになっていたことが多かった。
そして、当時のわたしは、ええ格好して、がんばってよい先生やいい人になろうとしていたんだと思う。
着ぐるみを着たような状態。
無理をしてきたからしんどくなったし、自分の本質からもズレていた。
しんどいときは、見直すチャンス。
かわるチャンス。
そこからわたしのヨガクラスもかわった。
「よい先生」もやめたし「いい人」もやめた。
わたしという等身大でヨガを伝え、人とつきあっていくようにした。
もし、今
しんどかったり、自信をなくしていたら
ズレをもどす大チャンスがやってきているのかもしれないよ。
ヨガをつたえることをやっていてよかったとやっぱりしみじみ思う。
あの時期にも感謝してる。
mayu