夏になると、なぜかこどもの頃のことを思い出します。
わたしの両親はいわゆる職場結婚で、そのまま共働きをつづけていました。ふたりとも毎日大忙し。
なので、休みの日はわたしたちをどこかに連れていってあげたいと思っていたそうで、ほんとうにいろんなところに連れていってもらいました。
毎年キャンプやスキーに行ったし、海、川、プール、アスレチック、映画、遊園地、動物園、水族館などなど。いろんなところに出かけました。たくさんの写真も残っています。今みたいにスマホではないのに。
ふと、一番うれしかった思い出はなんだろう?と自分にたずねたら
真っ先に出てきたことは、
休みの日の朝、家族で家の近所の喫茶店によく行っていたこと。今でいう純喫茶のモーニング。
わたしはいつもきまってホットケーキを食べていました。
いろんなところに連れていってもらったことも、うれしかったはず。だけど思い出したのは、刺激的な派手なことより、日常の中のうれしさというか、身近なしあわせでした。
おとなになり数年前まで、わたしは旅行や遠出やお出かけをよくしていました。当時のわたしはなにかで満たしたい。ぷはーと気分転換もしたかったんだと思います。
今のわたしは、ぷはーとしなくても大丈夫。あちこち行かなくても十分満たされて、身近でしあわせを感じられるようになりました。しあわせは身近なところにありました。こどもの頃からずっと。
あのときの喫茶店はもうなくなっちゃったし、モーニングに行っていた写真もないけど、しあわせな記憶と感覚が残っています。
こうしてヨガの体験や学びをじっくり深めていく日々をおくっています。
迷いながらも、だれもがほんとうの自分で生きていけるように。そのためのヨガです。どうすればよいのか教えてくれます。
顔と顔を合わせて、やりとりを重ねて、伝えられたらと思います。
グループのヨガも個人のヨガも、型にこだわらずやっています。どうぞお越しくださいね。
mayu