日: 2023年2月3日

「たべる」から「いただく」に変わった味噌づくり

2/2、節分の前日。
暦の上ではあと2日で冬がおわる。
寒い時期が最適とされる味噌をつくりました。

手仕事はいい。
先へ先へ急ぐ足をゆるめて、今を生きることができる。
手仕事の中でも特に好きなこと。味噌づくり。

毎年たのしみにしているのです。
この日を待っていました。

今年は、気心知れた友人といっしょに仕込み、
ツヤツヤの大豆や糀の香りや手触りを
きれいだね、いい香りだね、気持ちいいね
と分かち合って、とくべつたのしかった。

味噌づくりはむずかしそうに思われますが、単純です。
ただ、時間がかかる。
時間をかけることで味わえることがあるのです。
尊さ、愛おしさもあふれます。

自分の手で味噌をつくるようになってから、食べることに対する気持ちが深まりました。
「たべる」から「いただく」こころからの行いに。自然と手を合わせたくなります。

仕込んだお味噌との再会は1年後の予定。
気持ちをむけながら、自然の力に任せて見守ります。

味噌づくりに興味がある方はお声がけください。お手伝いができればうれしいです。



mayu